2022年7月11日放送、BSフジ、プライムニュースから
その①
TPP交渉がまとまって、安倍、オバマ会談が行われた。
オバマ「TPP交渉が大筋合意に至った。うちのフロマンと日本の甘利大臣が良くやってくれた。ふたりの成果だ。そこで甘利さんにプレゼントを贈りたい。どうか?」
安倍「うちの大臣をお誉め頂いて光栄です。プレゼントはなんですか?」
オバマ「カリフォルニア米だ。」
TPP交渉の中で、日本がアメリカ米を輸入する枠の交渉をしていた事に対するジョーク。笑いが湧く。
安倍「それはいい。ただその分は、日本が輸入する枠の内数にしてくれ。」
爆笑。
その②
トランプ「駐日米軍の駐留に対する日本の負担を増やせ」
安倍「日本は韓国やドイツより相当多く負担している。それに米軍が日本からハワイに引き揚げたら、全額アメリカが負担することになるんですよ。」
トランプ「Genius(天才だ)!」
安倍「私がアメリカに感謝したいのは、日本のためにアメリカの若者が血を流す覚悟をしてくれていること。そんことに心から敬意を表したい。」
米国防長官が感涙。
その③
2014年9月24日、甘利大臣らが0泊3日でアメリカ・ワシントンに行き、フロマン米通商代表部代表らとTPP日米閣僚級会議を行った時。
まとまりかけたはずのことが、リセットされたと事務方が言ってきた。日米で決まったことが、アメリカにより巻き戻しになった。
甘利「そんなんじゃ、進まない。こんなんじゃ、この後、一緒に食事はできない。」
フロマン「俺も知らない」(確認後)「悪かった。決めたことを巻き戻すつもりはない。」
楽しくステーキをごちそうになった。
翌日、フロマンが蒸し返した。
甘利「まとめたいから来てるんだ。あなたと私がが本気にならない限りまとまらない。真剣勝負で来ているのに、まだゲームを続けるつもりなら、このゲームに乗る気はないから帰ります。」
席を立ち、チームを引き上げた。
お通夜のような空気の中、大使館から、辞職覚悟で日本の安倍総理に電話で経過を報告。
安倍「甘利さん、いいんですよ、それで。間違ってませんよ。いいんですよ。」
お通夜一転、「そうだ、ここで日本の意地を見せなきゃ」と湧き立つチーム。
「この人に付いてきて俺、間違いじゃなかった」と、思った。それ以降、交渉が進みだした。
――2022年5月、安倍総理と経済人ら4人で食事をしていた時、その思い出話が出た。
甘利「総理から、甘利さん困りましたね、って言われたら、自分は辞表を出すつもりでした。そしたら速攻で、それでいいんですよと返答があったので、この人に付いてきて間違っていなかったと思いましたよ。」
安倍「それは甘利さんに全面的に任せたんだから。信頼してやってもらってるんだから、当然です。」


